感覚の気づきは難しい
- yukollon
- 11月6日
- 読了時間: 2分

肌寒い日が多くなってきました。
秋は芸術に食欲に読書にスポーツに
楽しめる季節ですね
バイオリンを始めてみようかな・・・
そんな風に思っている方も多いかもしれません
大人の生徒さんのある気付きについて、面白いなと思ったので今日は綴ってみたいと思います。
ロングトーンが上手く出せないとお悩みだった生徒様
全弓(弓を端から端まで使う事)が苦手とおっしゃっていてボーイングの練習を色々なパターンでやってみたりしていました。
先日、弓を持つ薬指、小指が突っ張っているのを丸めてみましょうという話をしたら
次のレッスンの時に、音が変わっていました!
「右手が良くなりましたね」
というと
「持ちにくいんです!弓を持つ力が入らないのです!」
とおっしゃっていて。どうしたらいいんでしょう?
というのですが、それが良いんです!
慣れましょうとお伝えしました。
おそらく、弓をしっかりと持たなければと思っていたようで、自然と握りしめる力がはいていたのでしょう。
それが持ち方を変えたら力が入らない!
でもその「力が入らない!」が良かったのです。
「力抜いてください。」
言われてもなかなか出来ないものです。
というか、いれているつもりはなかったのだと思います。
「弓をちゃんと持っているだけ」
だったのですから!
伝える事の難しさと、言語化の大切さ
実感しました。
もっと、生徒さんに伝わるよう、柔軟なアプローチを常に忘れずレッスンしていきたいなと
改めて感じる出来事でした。
レッスンをしていると、常に新しい発見と学びの連続です。
レッスンが楽しみですと言ってくださる生徒様の言葉が本当に励みになります。
日々、鍛錬ですね!
学びの秋にしようと思います。





コメント