アンサンブルを終えて
- yukollon
- 2023年4月28日
- 読了時間: 2分

発表会も無事に終わりほっとしています。
さて、今回の発表会ではアンサンブルを取り入れました
アンサンブルをされているお教室は普通にあると思いますが、アンサンブルを取り入れる利点をお伝えしたいと思います。
前回も書きましたが、「他の人の音に対する意識を持つ」
バイオリンの場合、ピアノの伴奏がある事がほとんどなので他の音を聞くという事には慣れていると思われるかもしれませんが、ピアノ伴奏とアンサンブルは少し違います。
曲や年齢にもよりますが、どちらかというとバイオリンがヴィルトゥオーゾ的な役割で言ってみれば主役。「私にあわせてよ」的な意識もあり、発表会という事もあってピアニストさんが良きように合わせてくれるという感じが多々あります。(小さい子は特にですよね)
アンサンブルはそうはいきません。
もちろん主旋律、伴奏と役割もありますし
同じ弦楽器同士、音量はお互いどうしたらいいか。
音の長さは?呼吸は?どこでタイミングをあわせるの?
1人のレッスンでは考えもしなかったことが沢山出てくるのです。
自分と違う考えがある事を知るチャンス。
自分がどう弾きたいかを考えるチャンスでもあるのです。
そして、この意識がバイオリン以外にも役立つと私は思っています。
例えばチームで何かのプレゼンをしなくてはいけない時
チーム内で考え方は色々。アプローチも10人いたら10様の考え方があるかもしれません。
その中で、一つのものを作り上げるために
どう意見を交わしていくでしょうか。
どうまとめていくでしょうか。
さらに、プレゼン当日。
発表の場は緊張するもの、そこにどんなステートで挑むか。
大事な要素ですよね。
そして、アクシデントもつきもの(笑)
どう対応していくでしょうか。
バイオリンを習うって、技術の習得だけでない大事な要素が沢山あると思っています。
バイオリンを習う事で、ライフスキルも学んでほしいなと
私の密かな願いです。
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